木造住宅の構造審査
欠陥住宅の紛争で、相手業者からの反論で多いのは、
「確認申請の中間検査、完了検査に合格している」
「瑕疵保険の検査に合格している」
「メーカーが問題ないと言っている」など。
今、欠陥検査後の話し合いをしている家も、
メーカーの○○さんが問題ないと言ってくれた。
瑕疵保険会社は問題ないと言っているなどの
回答が来たため、私の方で事実確認を取った。
瑕疵保険会社の担当部署に連絡をしたところ、
対応した担当者は、マニュアルに書いてある以上のことを答えない。
今回、紛争になっている家は、マニュアル仕様に合致しない家のため、
保険会社の基準がそのまま当てはまらない。
いろいろ説明をしましたが、どうやらイレギュラーなことについて
の知識がない印象を受けました。
確認申請で構造審査が省略される2階建て以下の木造住宅。
瑕疵保険会社がもう少し、突っ込んで構造を審査してくれないと
構造安全性に欠けた家でも建てれてしまう。
お金はかかりますが、平屋や2階建てでも、
構造計算をすることを強くお勧めします。