事例1257 「基礎立ち上がりかぶり不足」
梅雨が明けたというニュースに耳を疑いました。
あまりにも早すぎますし、雨もあまり降っていません。
梅雨が明けると、夏の結露、カビ被害が出始めます。
■(1)今回の事例_____________
「基礎立ち上がりかぶり不足」
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◆写真解説
基礎立ち上がり部、鉄筋かぶり不足。
基礎の位置を間違えて施工したため、
鉄筋が端に寄ってしまった。
◆内容説明
基礎立ち上がりのかぶりが23mm。
下部が地中に入るため、真っすぐ鉄筋を組めば
本来40mm以上かぶりがある箇所。
原因は、基礎の位置を外側にずれて施工。
躯体との位置を合わせるため表面を削り、かぶりが不足した。
住宅の現場では、位置出しは基礎屋さん任せで
現場監督がチェックしない会社が多い。
◆対策
2,3CMくらいの位置ずれが起きる確率は高い。
位置出し時にダブルチェックを行う。
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■(2)編集後記
先週末、体調を少し崩しました。
出張先で2日間、動きづめの検査。
急に暑くなった日に屋根の上にいたことが原因だと思います。
今週は最高気温35℃以上が続く見込み。
まだ暑さに慣れていないため、今週は特に気を付けないと
いけないですね。