事例1264 「壁の結露、カビ」
名鉄高架工事の下り線の工事が始まりました。
事務所前に工区の境があり、現在、同時に杭打ち
工事を実施中。
杭打ち機の高周波騒音がひどく、窓を閉めても
頭がふわふわして、平日の昼間は事務所で仕事が
できません。
■(1)今回の事例_____________
「壁の結露、カビ」
______________________
◆写真解説
湿気た石膏ボードにエアコンの冷気が当たり、結露が発生。
大量のカビも繁殖した。
◆内容説明
鉄筋コンクリート造の建物。
現地を確認したところ、外部から室内へ空気が入ってくる
開口を発見した。
夏場の湿った外気が壁内や天井裏に入り、
石膏ボードが水蒸気を吸い込む。
そこへエアコンの風が当たり、結露が発生、
その水分でカビが大量に繁殖、クロスもめくれた。
◆対策
計画外の空気侵入=「漏気」をできる限り少なくする。
===========================
■(2)編集後記
名鉄の高架工事と同時に、名古屋市の市道拡張(名東区と
守山区を南北に走る)も行われ、完成すると、事務所の真横は
大幅に交通量が増える見込みです。
東海地方各所に出ていく拠点としましては、名古屋第二環状、
名古屋インターも近く、便利なところなので、事務所移転の
計画はありません。
ただし、書く仕事や打ち合わせ、コンサルティングなど、
静かさを必要とする業務は、別の場所をメインにする予定です。
コロナ過や資材高騰などの大きな変化、自身の今後の仕事の
あり方など、複合的に検討した結果、2拠点目を新設することを
決めました。
開放的な建物で室内でも換気は十分ですが、屋外にも打ち合わせ
スペースを設けます。
現在、最終段階の準備中で、来月には、稼働する予定。
詳細はまた、告知いたします。