事例1265 「RC壁、ひび割れからの雨漏り」
愛知県は月曜日が最も台風の影響を受けそうです。
ニュースを見ると火曜日の午前中は、台風が過ぎても
交通機関に影響が出るようで、火曜日の出張予定を
変更する必要が出るかもしれません。
■(1)今回の事例_____________
「RC壁、ひび割れからの雨漏り」
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◆写真解説
鉄筋コンクリート壁、ひび割れからの雨漏り。
修理を繰り返しているが、新たに入るひび割れもあり、
雨が漏り続けている。
(室内壁下の赤外線サーモグラフィーカメラ画像)
◆内容説明
コンクリートに発生する収縮ひび割れは、外壁や
木造基礎の立ち上がりなどに発生すると貫通する
ケースが多い。
貫通しても、ひび割れの幅が狭ければ、修理は
不要ですが、雨が当たる箇所では、軽微な幅でも
雨が入るため、巾が細くても修理が必要です。
紹介した現場は、家のあちこちのひび割れ部から
雨漏りが発生、修理しても、新たなひび割れが
発生し、雨漏りを繰り返している。
◆対策
設計や施工において、ひび割れの発生を抑える
対策が重要。
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■(2)編集後記
今の時代、パワハラ防止の意味で、部下を叱らない
会社が多いようです。
その影響があるのかどうか分かりませんが、
昔なら即、叱られるようなことを無意識でする監督
さんが増えているように思います。
先週だけで、2人の現場監督をきつく叱りました。
圧力をかけて私をコントロールしようとしたためです。
(指摘を見なかったことにするなど)
いくら威勢よく、圧力をかけてきても、しりごみする
タイプではありません。そんな気弱なことなら、欠陥
住宅紛争の仕事を長年やっておりません。
毎年40~50件、新たに欠陥検査に入り、裁判など
争いを仕掛けたり、複数の大手ハウスメーカーの商品
欠陥を追及中であったり、圧力に屈するようではでき
ない仕事です。
今年中には、業界の大問題となりうる、欠陥事例を公
表する予定です。