事例1275 「気密パッキンの不備」
土曜日の朝の雪は、前日に予想できず、現場予定
は全て延期になりました。
事務所や自宅の近くでは、事故や車の乗り捨てを
多く見かけました。
■(1)今回の事例_____________
「気密パッキンの不備」
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◆写真解説
玄関土間部分、気密パッキンを施工するところ、
一部、通気パッキンが施工されている。
気密切れの原因となる。
◆内容説明
最近、玄関土間まわりを気密化するのがあたり前
になってきました。
(仕様によっては、未だ気密化されていないケース
もあります)
ここが空いていると、床下の空気が室内に入り、
特に冬場、冷たさを感じます。
写真は、一部で通気パッキンが使用されている。
形状や色が似ているため、間違いやすい。
修理は、ウレタンで通気部を塞ぐケースが多い。
◆対策
間違いやすいため、工事途中にチェックする。
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■(2)編集後記
欠陥住宅紛争で、建築士への行政処分を期待する方
が多いです。
明快な建築基準法違反があったとしましても、役所
に話を聞いてもらうことも苦労するケースが多い中、
今日発表された、建築士の処分内容を見ていると、
そんなことで、というものがありました。
おそらく、担当者が良かったと思います。
大半は、たらいまわしになるか、話を聞いてもらう
だけで終わります。
今回の処分内容の中に裁判でよく問題ないと逃げら
れるものがありました。国土交通省が処分を下した
今回の内容は、裁判に利用できそうです。