事例1276 「外壁通気の詰まり」

事務所前の名鉄高架工事、名古屋市市道拡張工事は
今日も休み。昨年は土曜日の休みも多く、来年から
の働き方改革に向け準備が進んでいるようです。

公共的な工事以外では、住宅を含め、まだ、対策を
取れていない会社が多いです。

 

■(1)今回の事例_____________

「外壁通気の詰まり」
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壁上部の湿気滞留

◆写真解説

外壁通気の上部が塞がれていたため、湿気が滞留。
躯体の腐朽までは至っていないが、一部でカビなど
が確認できた。

 

◆内容説明

木造住宅においては、ほとんどの家に外壁通気が
計画されています。

目的は外壁仕上げから入った雨水の排水と、通気
(壁内からの水蒸気の排出等)。

外壁が日射で温められると、通気層内の空気は
軽くなり、上方へ移動します。上部に空気の出口
がないと、水蒸気が滞留し、通気層内が湿気る。

軒ゼロの家が増えてから、通気層の上部が塞がれ
ているケースが増えました。
最近では、通気抜きの必要性の認識も高まり、
また、良い通気部材も増えたため、通気の不具合
は減少傾向にあります。

◆対策

図面もしくは、工事途中に通気層の出口を
チェックする。
雨漏り対策で、目視で通気部材が分かりにくい
ケースもあります。

 

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■(2)編集後記

年末、事務所で使用しているダイソンの掃除の電池が
ダメになりました。

現場ではマキタの掃除機を使用。
ダイソンはフル充電でも稼働時間が短く、
電池の点ではマキタが優れていると思います。

マキタの純正バッテリーは高価ですが、インパクトや
丸鋸などの工具にも使用できるため、利便性が高いです。

 

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