事例1303「防火壁に配管埋め込み」
今日は1日、山の中。
今年は紅葉しないという話もありますが
標高1000Mあたりは、紅葉がきれいでした。
🔳1 今回の事例____________
「防火壁に配管埋め込み」
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◆写真解説
防火区画の壁に配管が半分ほど埋め込まれている。
石膏ボードが欠損する分、必要な防耐火性能が
確保できない。
◆内容説明
防火区画の壁に設備を入れない方が、防火性能は
高いが、間仕切り壁と併用して使用する場合は、
設備配管が多数貫通したり、埋め込まれる。
指摘以外、配管が貫通している部分の処理も悪い
など、全般的に防火施工の不具合が多い。
防火区画を貫通する配管も多すぎるため、
設計でもう少し、納まりを工夫すべきです。
◆対策
所定の防火性能を確保するため、設備の納まりを
設計で考慮したうえで、施工もきちんと行う。
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🔳2 編集後記
依頼のあった方に、現場に行けるのは、2週間
以上先になることを告げると、こんなことを
言われました。「検査会社の予定が埋まるほど、
欠陥問題は多いのか」
半日や1日かかる検査の予定を組む場合、2週間
以上先になることがあります。
今現在も、予定が多く入っていまして、今月中旬
過ぎまでは予定を埋めております。
欠陥問題はたくさん起きています。
今現在、検査が終わり、書類作成している現場も、
相当ひどい欠陥住宅です。
今月、予定している現場も相当、ひどい状況
のようで、裁判手持ち数が増え続けています。