事例1326「給気口のカビ」
検査依頼、特にトラブル関係の依頼が殺到して
います。
来月はお盆期間があり、渋滞やチケット高騰で
移動が難しくなるため、出張を伴う遠方の検査
は8月末以降から予定を組んでいる状態です。
🔳1 今回の事例____________
「給気口のカビ」
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◆写真解説
給気口ガラリのカビ付着。
わざわざ、床下の湿った空気を室内へ取り込んで
いるのが原因。
◆内容説明
室内の給気は全て床下を経由している。
この給気方法は某大手ハウスメーカーも同じである
が、違いは給気の量。
某大手ハウスメーカーの10倍くらいの外気を床下
から取り込んでいる分、湿気も多く、床下のカビの
汚染度は最高レベル。その床下のカビだらけの空気
を取り込むため、室内もカビ被害が出る。
このお宅、子供さんがカビによる健康被害の疑い
があります。
◆対策
夏場の湿気た空気を大量に室内へ取り込まない。
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🔳2 編集後記
先週までに、欠陥住宅検査を立続けに3件実施。
その合間に新築検査予定を組んだため、先週は現場
予定がハードで、日によっては19時ころまで現場
に居ました。
今週も明日は遠方の検査、週の後半は、裁判立ち
合い、雨漏り検査など予定がフルに埋まって
います。
また、月刊誌の原稿締め切りがお盆休みの関係で
今月は早く、原稿作成にも追われています。
ありがたいことに、紹介や他所と比較せず、特命で
くる依頼がほとんどで、そういった依頼は、基本、
お断りいたしません。そのため、依頼が集中する
時期がどうしても出てしまいます。