事例1329「屋根の熱が壁内へ侵入」
愛知県はあまり雨が降らず、芝生や草が刈れている
のが目に付きます。
今日から現場予定を再開。
今週末も暑そうです。
🔳1 今回の事例____________
「屋根の熱が壁内に侵入」
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◆写真解説
赤外線サーモグラフィーカメラ画像。
最も温度が高い黄色の部分は壁と天井の取り合い。
最上階の間仕切壁上、気流止めの施工がなく、
小屋裏の熱が壁内に入り込んでいる。鉄骨造。
断熱材はグラスウール。
◆内容説明
撮影時期は夏の午前。鉄骨造で壁や天井共に下地は
軽量鉄骨。
壁と天井の取り合いに気流止めの施工がなく、解放
されているため、小屋裏の熱が壁内に入る。
この状態であれば、夏は部屋が暑く、冬は寒くなる。
◆対策
鉄骨造+グラスウール、ロックウールの組み合わせ
は熱漏れが起きやすい。
隙間ができにくい、材料選択、施工計画を立てる。
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🔳2 編集後記
最近、検査会社選びも、検索して探すのではなく、
インスタ等を見て、依頼するケースが増えている
ようです。
もともと検査自体が、分かりにくい内容なので、
インスタや、動画で見た方が、飛びつきやすいと
思います。
私も周りから、特にYouTubeをやることを勧めら
れますが、集客目的ではやらないと決めています。
年々、紹介による依頼が増え、現在の状態を保ち
たいと考えているためです。
(年齢的にも、仕事の数を追うことをやめて
います)