事例1330「土間床のひび割れ」

今週、来週、まとめて15件超の家屋調査予定が
あり、それに時間を取られています。
その次の週からは、結露、カビの原因調査で
忙しくなります。



🔳1 今回の事例____________

「土間床のひび割れ」
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コンクリートひび割れ


◆写真解説

土間コンクリート仕上げのひび割れ。
幅の広いひび割れが、引き渡し当初から無数に
発生、美観を著しく損傷している。
原因はひび割れ対策をしていない。

◆内容説明

木造住宅の1階土間床。
コンクリートレーダーで床を調べたところ、ベタ
基礎スラブの上に、モルタル50mmの施工。
モルタルが薄く、ひび割れ防止筋や目地の施工も
ない。割れて当然の施工方法。

設計図書にも指示がなく、現場判断で施工した。

◆対策

ひび割れ防止筋、ひび割れ誘発目地など、ひび
割れ対策を講じ、仕上げの土間を施工する。

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🔳2 編集後記

中間金回収のためなのか、上棟まで異常に早い
工程の現場が多い。
ベタ基礎のスラブ打設翌日に作業をする、コンク
リートの養生期間を守らないなども目立ちます。

工程に余裕がないため、新築検査の予定を合わ
せるのも難しくなります。

余裕なく、施工しても、品質面でのメリットは
ありません。急ぎ過ぎの工程を組んでいる場合、
建て主側から工程の修正を求めるようにした方が
良いです。




















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