適正価格の判断

カビの原因調査で今月中は、まだ忙しいです。
調査に伴う書類作成も多く、ブログの更新が空いて
しまいます。

建築工事の値段が適正かどうか判断するには、
相見積を取るのが一般的です。

相見積もりを取れるケースは良いですが、取れない
場合は、建築業を営む知人に金額が適正か聞くと
よいです。

日本全国、相見積もりを取れず、高い費用を払わさ
れているものにマンション管理会社手配の工事が
あります。

競合がなく、必ず受注できるため、安く金額提示し
ませんし、管理会社の経費、利益も加算されます。

商売なので、いくら儲けるかは自由ですが、
実勢価格よりかなり高いことがわかれば、誰でも、
何とかしたくなると思います。

私が所有するマンションの総会がありました。
仕事の都合で欠席の予定でしたが、議題の中に
機械式駐車場の解体工事議案があり、その見積書が
あまりに高かく、意見を言うために、予定を変更し
出席しました。（幸い、お客様の都合で予定が延期
になり出席できました）

私が意見しなかったら、市価の倍近い値段で議決へ
向け進められるところでした。ひと世帯あたり、
十万円近い損失だったと予想します。

今回の事を受けて、ある金額以上の工事を行う場合
は、住民側で相見積もりを取るような規定つくりを
したいと思います。

マンションに住んでいる、所有している方は、
マンションの建築関係者の有志で、工事委員会を
作り、工事発注に口を出すとよいです。