事例1341「床下断熱材たれ」
今月は欠陥検査が多く、すでに2件実施し、来週
も2件予定しています。それ以外に3月の年度末
に向け、完成検査も増えてきます。
🔳1 今回の事例____________
「床下断熱材たれ」
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◆写真解説
床下断熱材のたれ。断熱材の役割を果たさず、冬場
に床が冷たくなる。この状態で放置されているの
は、床下の社内検査を行っていない。
◆内容説明
写真の箇所だけでなく、十数か所、床下断熱材が
垂れていた。冬場、床が冷える以外、夏場は湿気た
外気の影響で合板が湿気やすい。
ボード系の断熱材は取り合いに隙間ができやすく、
また、固定不良をよく目にする。
それを思うと基礎断熱にした方が良いと思いますが
一長一短あるので決めつけはできません。
◆対策
完成時や定期点検でチェックする。
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🔳2 編集後記
建築系大手企業の給料が上がっています。
これは人手不足対策によるもので、大手と中小の
格差がさらに広がる懸念を感じます。
それに加え、人件費が上がることで、建築コストも
確実に上がっていくと思います。