事例1348「フローリングの盛り上がり」
GW中は渋滞を避けるため、遠方の仕事を入れて
いません。
そのため、今週は出張が多く、早出、遅帰りが
続きます。
🔳1 今回の事例____________
「フローリングの盛り上がり」
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◆写真解説
フローリング継ぎ目の盛り上がり。素足で歩くと
分かるレベルで、凸部で傷がつきやすい。
◆内容説明
新築入居後、すぐに家全体のフローリングが盛り
上がり、業者に連絡をしたが、修理を拒否。
現在、裁判をしている。
盛り上がりの要因はいくつか考えられるが、施工
不良が確認できている。留め付けが悪いため、
フローリングの変形を抑えられなかった。
張り替え以外に改善は難しく、修理費用が過分に
かかる。
◆対策
コストダウンで建材の材質が落ちると、不具合が
起きやすい。
施工マニュアルどおりの施工が行われているか、
工事中にチェックする。
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🔳2 編集後記
住宅着工数は確実に減っているのに、職人不足の
状態です。
また、最近は人手不足に加え、資材高もあり、
安易に仕事を引き受けない会社も増えています。
そのため、計画はあるものの、施工会社が決まら
ないという話も多く、住宅以外の建築ではその傾向
がより顕著です。