事例654『石膏ボードの種類が違う』
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
朝一番は紛争現場の打ち合わせ。
そこまでは1時間半かかりました。
次の現場はそこから2時間かけて移動。
これだけ移動が多いと、車に乗っている時間が
長く感じます。
■(1)今回の事例_________
「石膏ボードの種類が違う」
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◆写真解説
天井の石膏ボードの種類が違う。
設計は強化ボードを指定。
現場は普通の石膏ボードが施工されている。
強化ボードは写真の壁の色と同じ。
色で種類で区別できます。
◆内容説明
準防火地域の木造3階建て。
防火性能をクリアするために
設計で強化石膏ボードを指定しているが
発注ミスで普通のボードが施工された。
強化石膏ボードは、
ガラス繊維などを加えて耐火性能を強化したボード。
工事中でもあり、張り替えてもらいました。
◆対策
クロスを張ってしまうと区別がつかない。
工事中にチェックする。
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■(2)編集後記
「設計事務所は信用できない」
あるお客さんがお友達に言いふらしています。
設計監理を直接依頼しても、元請けのみならず、
下請けまで自分と仲のいい業者を選ばせ、
何かと業者の味方をした。
そんな甘い関係だから、完成した家は出来が悪い。
建築士を信頼しない話を聞くと
同じ建築士として非常に残念です。
悪い風習を断ち切って、いいイメージになることを期待します。