事例701『合板の濡れ』
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
事務所周辺だけ風が強い。
特に南の風が強い。
土地は南垂れで、南側に遮るものがない。。
建物は11階建て。
ビル風の影響でしょうか。
■(1)今回の事例_________
「合板の濡れ」
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◆写真解説
工事中雨に濡れ、ビニール床養生の隙間から水が入った。
そのままビニールを取らずに1ヶ月ほど放置。
合板は乾燥していない。(含水率51%)
◆内容説明
雨養生、汚れ防止などの目的で、
合板の上にビニールシートを張ります。
全面に粘着性がありますが、防水性は高くなく
ジョイント部からは水が入ってしまいます。
濡れたら、すぐにビニールを撤去し
乾燥させればよいのですが、
仕上げ直前まで放置されている現場が多い。
合板が濡れたままフロアを張ったり
畳を敷けば、カビ、変色、変形の原因になる。
◆対策
養生ビニール下の合板が濡れている場合は、
早期にビニールを撤去し乾燥させる。
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■(2)編集後記
住宅着工数減少の影響から
木材、合板などの値段が下落しているようです。
職人も忙しさが一段落している人も多い。
一時、かなり下手な大工さんを見ましたが
最近は見かけなくなりました。
この状況を見ると、消費税が10%になるときも
慌てて建てる必要はありません。