事例702『配管埋め込み』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今日は遠方の現場へ向かっています。
列車での移動のため、ミドルサイズのスーツケース
に道具が満載。
あまりの重さに名古屋駅までは車で移動しました。
検査は午後から、大雨が降らないことを祈ります。
■(1)今回の事例_________
「配管埋め込み」
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配管埋め込み
 
◆写真解説
構造躯体に影響なく埋設管の維持管理ができるように、
長期優良住宅ではベタ基礎スラブに配管を埋め込めない。
未だにそのことを知らない業者がいます。
◆内容説明
長期優良住宅、フラット35S、省令準耐火など
特別な仕様を選択しても、これらに対する現場検査がないため
仕様と違う施工をしても通ってしまう。
業者も指摘を受けないので、いつまでも間違ったまま。
余分に費用を出したのに、未施工では割が合いません。
◆対策
今回紹介した配管の埋め込みなどは
素人さんでもチェックができます。
長期優良仕様などは、間違っている確率が高いので
要チェックポイントです。
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■(2)編集後記
台風の影響で大雨の被害が各所で出ています。
昨日保険屋さんと話していたら、
自然災害による火災保険の支払いが増えているようです。
被害の中でも床上浸水は、
家や家財への被害が大きいです。
土地にもよりますが、住宅の基礎を高くしていく
ような配慮が今後は必要だと思います。
木造住宅の基礎の高さ。法律では地面から30CM以上。
フラットや長期優良住宅は40CM以上。
基準ぎりぎりではなく60CMとかにしている家もあります。
高さを10Mに抑えたい3階建て以外は、
ある程度基礎を高くすることは可能です。

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