事例707『溶接金網の不備』
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
隣の現場の職人が、大きな声で電話していました。
職人仲間と話をしていたようで、
暇なため、どこかで仕事がないかという内容。
今、職人さんは余裕がある人が多いみたいです。
■(1)今回の事例______
「溶接金網の不備」
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◆写真解説
土間コンクリ―トの強度UP、ひび割れ防止等の目的で
施工される溶接金網。コンクリート内にないため意味がない。
◆内容説明
地面に溶接金網を置いたまま、
浮かさずにコンクリートを打設した。
本来はコンクリート内にないといけない。
全てコンクリートを打たれてしまうと分からないが、
たまたま一部、コンクリートを打ってない箇所があり発覚。
住宅で溶接金網を使う箇所は、
重量鉄骨のスラブや駐車場の土間などです。
◆対策
コンクリートを流し込む前にチェックをする。
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■(2)編集後記
住宅の火災保険のトラブルが急増しているようです。
保険会社とのトラブルではなく、台風などで物が壊れ、
保険での工事を勧める業者とのトラブルです。
見積もりを取り、工事をやらないと
高額な解約料を請求されるようです。
私は電話営業や訪問販売を一切相手にしません。
必要なら自分で業者を探すとよいです。