事例717『窓下先張り防水シート』
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
事務所の前を走る名鉄瀬戸線の高架工事が始まりました。
今から約5年ほどかかるようです。
名古屋の環状線 国道302号の渋滞解消が目的です。
また、名東区から小幡駅付近へ抜ける南北の16M道路の工事も
すぐ東で始まるため、数年は、ざわついた環境になりそうです。
■(1)今回の事例__________
「窓下先張り防水シート」
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◆写真解説
窓下の先張り防水シート。
コーナー部にシートの立ち上げがない中途半端な施工。
これでは端部から水が入る。
◆内容説明
サッシパッキン不良の漏水対策のため、
窓下の先張り防水シートの施工が
フラット35の仕様書などには記載されています。
サッシパッキン不良は雨漏りの原因になります。
ここが原因の雨漏りは、確率的には少ないですが、
万が一のため、対策しておくと安心です。
防水シートを使った施工は、下図のように難しいので、
既製品が発売されています。
(フラット35仕様書)
ウェザータイト(サッシ用)という
商品名で検索すると出てきます。
◆対策
サッシのパッキンを取り付け前に検査(締め付けトルク検査)
するのは大変。既製品のウェザータイトを使う。
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■(2)編集後記
知人の弁護士は、顧客が依頼前に他の弁護士と比べている
のが分かると即、お断わりするそうです。
信頼してお願いしますと言ってくれる人しか
依頼を受けない姿勢を貫いています。
弊社は、検査の営業を行っていません。
一度問い合わせがあっても、こちらから連絡を入れ
背中を押すこともありません。
信頼して依頼していただくことが大事ですし、
営業する時間を取るよりは、現場へ出たり、
専門書を読んだり、実務のレベルを上げていく方が
大事だと考えています。