学習効果の最大化
私の尊敬する人が、いいことを言っていました。
「学習効果は間違えたり、失敗した時に最大化される」
確かにそう思います。
ミスや間違ったことは、強く印象に残ります。
思い返すと、先入観からのミス、間違いが多いです。
例えば、
・配置のズレ
基礎の配筋検査のとき、以前は配置を間違う訳ないという先入観から
配置寸法のチェックをしていなかった。
ある現場で、10CMずれていたという話を聞いてから、
チェックするようになった。
・基礎天端の水平
これも、職人が確認しているので、おかしい訳がないと
思ってチェックしていなかった。
ある現場で躯体組み立て後、2階の床の水平が悪く
基礎が原因であることが分かった。
現在では年間数件、基礎の水平の悪さを指摘しています。
当社の場合、社内検査や瑕疵検査より細かく見ているので
ミスを指摘されることはほとんどありません。
それがかえって慢心になることもあり、何か問題が出たり、
紛争などで、相手方から反論してもらうことなどが、
いい刺激になります。
今後も検査や、難しい紛争をこなしながら、経験を重ね
仕事の質を上げて行きたいと思います。
住宅検査カノムの
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