事例555『換気扇ダクトの潰れ』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今日検査に行った現場4件中、2件は大工の仕事が雑でした。
大工不足の現状、腕の悪い大工も
工期を間に合わせるために、使わざる得ないのでしょう。
■(1)今回の事例_______
「換気扇ダクトの潰れ」
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欠陥住宅を調査する建築士のブログ-ダクト潰れ
 
 
◆写真解説
24H換気のダクトがつぶれている。
写真で分かりにくいですが、90度に曲がる部分で、
横にある別のダクトにあたり、押しつぶされている。
空気の流れを阻害する。
◆内容説明
床下に設置されたダクト配管式の換気扇。
配管スペースが十分にないケースが多く、
限られたスペースに無理してダクトを通すことは珍しくない。
天井裏でも同様の事例を検査でよく見かけます。
◆対策
図面であらかじめ配管を計画する業者は少ない。
施工は、職人任せになるケースが多いため、
工事中にダクトの潰れチェックをすると良い。
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■(2)編集後記
午前中の現場で会った外壁屋さん。
普段、工程などの段取りをしている職人でない人が
外壁を張っていた。
現場が多すぎて、職人以外の社員まで
施工に借り出されているようです。
一部の職種では、職人が減っています。
外装工事も、外壁材が重たいなどの理由で、
なかなかやり手がいない。
介護や看護などと同様に、建築業界も、
外国人などを受け入れていかないと
今後ますます、職人不足は加速するでしょう。

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