事例559『火打ち梁の欠落』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今日は予定が4件。
1件目のスタートが遅いので、終了は遅くなりそうです。
朝一番で、書類をひとつ片付け、
出かける前に書いています。
■(1)今回の事例________
「火打ち梁の欠落」
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欠陥住宅を調査する建築士のブログ-火打ち梁
 
 
◆写真解説
是正後の写真。
小屋梁の隅角部に火打ち梁(矢印の先)の施工が無かった。
図面の見落としが原因。
◆内容説明
建物の耐力として、木造住宅では
壁の強さと量だけに注目することが多い。
壁だけ強くしてもダメで、水平面の剛性も重要です。
水平面でも特に隅角部は重要で、
建築基準法施行令第46条3に「床組及び小屋ばり組の
隅角には火打材を使用し・・」とある。
今回、図面には記載してありました。
たまたま大工さんが付け忘れたようです。
◆対策
火打ち梁は重要な部材。全数チェックを行う。
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■(2)編集後記
東日本大震災から2年経過しました。
福島県での復興イベントの誘いを受けたこともありましたが、
仕事優先で現地へ一度も足を運ばずじまい。
自分自身が直接復興に関わることは何一つ出来ていません。
昨日ある方のブログに、寄付より観光で復興支援をしましょうと
書いてありました。
何かしなきゃいけないとなると、どこで何をするのか決めるのも大変。
観光なら気負い無く行けますね。
スケジュールの空きが2日、いや3日くらいあれば、即行動ですね。

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