事例573『断熱材 欠損』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
◆GW後半の休みのご案内
3日~6日・・・休みです。
ただ、6日は次の日の準備があるので、
午後は少し事務所に出ます。
■(1)今回の事例_________
「断熱材 欠損」
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欠陥住宅を調査する建築士のブログ-断熱欠損
◆写真解説
写真は換気パイプまわりの断熱欠損。
高性能グラスウールは防湿シートが厚い。
そのため、内部の断熱材に隙間があっても、
表面からはわかりにくい。
◆内容説明
省エネ対策等級4に対応するため、
高性能グラスウールを使う現場が増えています。
解説にも書きましたが、表面のシートが厚いため
内部のグラスウールの状況が確認しずらい。
写真のように、シートを押さえるなどしないと
隙間等は見落としてしまいます。
◆対策
コンセントまわりなど、現場でカットした箇所を
重点的に確認する。
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■(2)編集後記
最近また、こんな依頼がありました。
「助けてください。うちにはお金がないので無料でお願いできないでしょうか」
私がNPOの代表で、企業などから助成金を得て活動していれば
対応できるでしょう。
しかし、当社は有限会社。
無料で対応することは、当社のお客さんに申し訳ない。
欠陥住宅系のNPOはいくつかあります。
どこも初回の相談だけは無料で、実際の業務は有料です。
過去に、訴訟費用が出せないというお客さんがいました。
泣き寝入りするには、欠陥がひどい。
弁護士と、私の動きをできるだけ抑え、最低限の費用で裁判を行い
1000万円以上の損害賠償を勝ち取ることができた事件がありました。
全く費用負担ゼロは無理ですが、支払いをあと払いにするなど
訴訟費用を多少でも工面していただければ、対応可能です。

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