事例578『シーリング切れ』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
昼食等の時間もないくらい、今日は現場予定がぎっしり。
出かける前に自宅で書いています。
■(1)今回の事例________
「シーリング切れ」
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欠陥住宅を調査する建築士のブログ-シーリング切れ
 
 
◆写真解説
外壁シーリングの切れ。1,2階のジョイント部。
ここはシーリングが切れやすく、水切りでおさめるべき箇所。
意匠優先でシーリング施工した。
◆内容説明
新築後、約5年でこの状況。
写真を見ればよく分かりますが、
横方向のシーリングの切れは、雨が入りやすい。
シーリングが切れても、内部に防水紙があるので
すぐに雨漏りするものではない。
ただし、防水紙の施工不備があれば、雨漏りするし、
内部の胴ぶち(木)は頻繁に濡れる。
◆対策
シーリングは劣化が早く、施工箇所によっては数年で切れる。
頻繁に外壁をメンテナンスをするか、この箇所なら
水切りを施工するなど、シーリングに頼らない施工にする。
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■(2)編集後記
新築検査で図面チェックを行うと、
昔の基準が書いてある図面がよくあります。
また、現場で話をしていると、監督や職人が
「そんなこと知らなかった」という内容が結構あります。
今後ブログなどで、このような事例を紹介したいと思います。
昨日は、基礎表面の気泡抜きを書きました。

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