事例597『外壁の手抜き』
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今日は随所で渋滞してました。
朝1件目の打ち合わせに5分遅刻。
その後も渋滞で現場に着くのが遅れてしまい、
最終の現場は1時間遅れでのスタートでした。
■(1)今回の事例_______
「外壁の手抜き」
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◆写真解説
外壁材の内側。防火のために必要な石膏ボードの施工がない。
大臣認定の内容と異なる施工で明らかな瑕疵。
◆内容説明
欠陥調査でいい加減な施工が随所にあったため
外壁にも疑いをつけて発見した。
外壁材はプラスチックス製。
製造メーカーは外壁と内壁に石膏ボードを施工することで
30分の防火構造の認定を取っています。
手抜きによる法違反で、
裁判所は、修補費用を全額認めた。
◆対策
図面が分かりにくいと、職人が勘違いすることもある。
図面で明記することと、工事中のチェックが重要。
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■(2)編集後記
ここ最近続いたのは、無料の相談希望。
ある業者は、建物の補強について相談したいと電話をかけてきた。
また、知人からは、友人が家のことで悩んでる。
相談にのってあげてと連絡があった。
共に無料で対応してもらうつもりで連絡をしてきた。
その他、類似の話はよくあります。
士業の報酬は、時間いくらの世界。
報酬体系を考えない人からの依頼は、きっぱり断っています。