事例613『鋼製束のずれ』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
昨日、慣れないことをしたせいか、
朝から背中が痛く、車に乗っているのが苦痛でした。
何とか、今は自然に痛みが引き、
書類作成など集中できそうです。
■(1)今回の事例________
「鋼製束のずれ」
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欠陥住宅を調査する建築士のブログ-鋼製束
 
◆写真解説
1階床を支える鋼製束。
写真には写っていませんが、下に障害物があり、
横にずれて取り付けられている。
ビス固定もなく、不安定な状態。
◆内容説明
束を置く位置に、先に水道配管を置かれてしまった。
十分に固定ができていなく、大地震時などにずれる恐れがある。
本来、躯体構造が設備より優先しなければいけない。
配管をやりかえる手間を惜しんだ施工です。
◆対策
床下など普段、目に見えない箇所は
いい加減な施工が放置されていることが多い。
一度は床下を確認してみることが重要です。
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■(2)編集後記
今日午後からの検査に行った現場。
検査を全て終わらせることができずに帰ってきました。
理由は、隣地に入らないと確認できない箇所があり、
隣の人が不在で、敷地に入る承諾を取れなかったためです。
家がぎりぎりに建っている場合など、
稀に隣地へ入る必要があります。
下見をすれば良いのですが、
費用のアップにつながるため、今までは提案したことがありません。
数年に1度あるかないかの事ですが、
検査の内容によりましては、検査前の下見が必要になるかもしれません。

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