頻発!建築基準法第20条違反
建築基準法第20条4号イ
「当該建築物の安全上必要な構造方法に関して
『政令』で定める技術的基準に適合すること」
この法が完全に守られていない家を連続して見つけています。
昔の家でなく、最近建てられた家です。
業者側の言い分は
「今まで同じように施工してきたが、誰からも言われた事がない」
誰は、確認機関の検査員、保険の検査員のことでしょう。
彼らは、現場をよく見ないか、『政令』で定める技術的基準を
理解していないため、ミスに気づかない。
図面が間違っていても、図面どおりの施工であればOKしてしまう。
建築士が気づかないので
当然、素人さんは気づくわけがありません。
地震が来て家が壊れ、初めて気づくでしょう。
完全な法違反のため、建築士や業者は逃げられません。
ただ、費用を安く抑えるため、安易な修補を提案された場合は
拒否し、話が付かない場合は裁判へ移行します。
無知な業者で家を建ててしまったと思われる方は、
保証のあるうちに検査することをお勧めします。
当然ですが、構造違反を図面、現場を見て
違法だと気づく建築士に依頼することが重要です。