事例632『窓まわりの防水不備』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
躯体組のやり直しを指示した現場があります。
それに対し業者の担当者は、
「弊社では普通で、問題がないレベル」と言いました。
低レベルの品質に慣れてしまっているんでしょう。
お客のリピートがほとんどない業界。
契約することだけに一生懸命です。
■(1)今回の事例________
「窓まわりの防水不備」
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欠陥住宅を調査する建築士のブログ-防水テープ
 
◆写真解説
防水テープがサッシに接着していない。
手で触ると簡単に浮く。
これでは防水の役割を果たしません。
◆内容説明
窓まわり。防水紙を施工後、上から防水テープでおさえている。
テープの粘着、半分はサッシと接着させるつもりが
全面、防水紙との接着になっている。
せっかくの両面テープなので
先にテープを施工し、紙を張ればよいと思いますが
これが、会社で決められたやり方らしいです。
◆対策
仕上げの外壁材を張る前に、チェックをする。
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■(2)編集後記
瑕疵検査で構造の疑問があり
業者へ質疑を出したところ、構造計算書が出てきました。
業者は正当性を主張するために出したものですが
構造計算の入力数字が弱い方に間違っていました。
業者は現在ノーコメントを貫き通しています。
逃げられないと思っていても
時間稼ぎをする業者が多いです。

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