ヒンシュクの達人
今日は午前中、自宅の大掃除。
午後からは事務所で雑用を片付けています。
最近読んだ本
ヒンシュクの達人(小学館新書)/小学館
漫才などの大会で、重鎮の審査員が、
若手に仕事を取られないため、
本当におもしろい人を優勝させない。
漫才がうまくても、客にうけるとは限らない。
今の若手の方が技術的には上。
こんな理由でビートたけしは、審査員には
ならないというような内容が書かれていました。
検査の仕事もある意味、現場や業者の審査のようなもの。
本業が設計事務所や工務店で、副業で検査をし、
相手の仕事を批判する。
場合によっては、ライバルを蹴落とすこともできてしまう。
重鎮がいる有名でない検査組織が、有名検査会社を
検査内容がダメだと批判をする。
また、仕事を取られるのを恐れ、新しい検査会社を攻撃する。
有名になっている以上、大勢の顧客がいて支持されている思う。
自己評価で自分が一番だと言ったところで、それは自己満足。
評価のポイントがずれている可能性が高い。
安易な同業者批判はヒンシュクをかう。
よい教訓になりそうです。