事例486『別の外壁塗厚不足』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
名古屋は台風が直撃しそうです。
すでに雨風が強く、
先ほど駅から事務所まで4分ほど歩いただけで
靴とズボンがかなり濡れました。
建物被害などが出ないことを祈ります。
■(1)今回の事例________
「別の外壁塗厚不足」
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欠陥住宅を調査する建築士のブログ-壁薄い
 
◆写真解説
外壁塗厚不足(534と別の現場)。
モルタル塗り10mm必要なところ7.5mmの厚さしかない。
外壁防火性能違反。
◆内容説明
耐力面材とモルタル下地を兼用したボードを下地に使用。
メーカーのカタログを見ると、
モルタル厚さ10mmが防火構造の認定内容になっている。
職人へきちんと指示していないために
規定より薄く塗られたのだと思う。
塗ってしまえば、表面からは厚さがわからない。
また、規定の厚さを住人が調べることもない。
あとからバレることは、なかなかないでしょう。
◆対策
手抜きを防ぐためには、工事途中の主要部分をチェックする。
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■(2)編集後記
梅雨時期から秋の台風シーズンまで
雨漏り調査の依頼が増えます。
雨漏りで一番多い原因は「手抜き」
故意ではなく、こんな程度でいいだろうと、
職人の勝手な判断で施工されたものがほとんどです。
そんな職人に責任施工だからと言って
雨漏りの補修に一人で行かせると、ほぼ50%は雨漏りが止まらない。

外装職人をきちんと教育できれば
雨漏りはかなり減ると思います。

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