図面の間違い
新築検査の前に図面のチェックを行います。
最近間違いが多いのは、
・フラット35の仕様に適合していない。
(特に外壁通気などの外部工事)
・アンカーボルトの不足。
・ホールダウンボルトの埋込み長さ不足。
・コンクリート呼び強度不足など。
希に構造がNGのケースもある。
今年だけですでに2件あり、プランの変更を要し、
確認申請を出し直してもらっています。
構造の間違いで多いのが
・耐力壁に算入できない壁を計算に入れている。
・L字型、コの字型の建物での設定。
その他、瑕疵検査で、
・耐震等級計算の間違い
・柱の引き抜き力計算の間違い
などをよく指摘します。
木造2階建ての構造は建築士の責任であり、
確認申請業務を行う検査機関では基本、構造ノーチェック。
そのため、壁量計算などは細部まで見てないケースがあります。
当社が検査する数は、ほんのわずかなので
何千棟もの図面が基準に反している恐れがあります。
住宅検査カノムの
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