事例528『ますの沈下』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
先ほど19時過ぎ、事務所に戻りました。
朝から現場に出っぱなしだったので
書類がたまります。
■(1)今回の事例________
「ますの沈下」
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欠陥住宅を調査する建築士のブログ-ますふた
 
 
◆写真解説
地盤が弱いため、汚水ます下部が沈下した。
排水管の途中が折れたり、勾配が変わると排水が詰まる可能性がある。
◆内容説明
盛土部分でよくある例。
軟弱地盤の場合、建物の下は杭を打つなど対策を講じるが
周囲の配管などは特に対策は講じない。
盛土した土が全体に下がれば、それにつられ
ますや配管等も一緒に下がるケースもある。
今回は下部のみ下がっているため、
蓋を開けないと沈下は発見できない。
◆対策
造成時に土を、しっかり締固めさせることが大事です。
また、新築初期に蓋を開けて点検してみることも重要です。
業者が無償補修してくれるのは、通常1,2年だと思います。
(保証内容による)
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■(2)編集後記
アキュラホームなどで問題になった準耐火建築物。
工事中の現場を検査する機会があると、ほぼ100%施工不備がある。
アキュラホームの場合は、完成後に検査したので
見える箇所が限られていた。
工事途中に検査をすると、ビス以外の問題がいろいろ出てきます。
詳しくは写真付きで今後、解説いたします。

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