最高裁判決
契約解除に伴う、契約金返還請求裁判
確認申請が下りていたので、
その経費を差し引いた分の契約金の返還が決定。
裁判期間は約4年半。
この事件は、工事開始前の契約解除であったため
技術的な討論はあまりなく、後半私が関与することは
ほとんどありませんでした。
そんな私へ、お礼を兼ねて依頼者が内容の報告に見えました。
事件のきっかけになったのは、不自然な土地の名義変更など、
建築条件付き契約への疑問と適当な図面、見積書でした。
このまま工事が始まることに危険を感じ、私に相談。
いろいろアドバイスをして、工事開始を試みましたが
相手の業者が強気に出てきたため、工事開始を諦め
契約解除の裁判を起こしました。
この裁判で依頼者や私が得た教訓は
・大手不動産屋でも疑ってかかる。
社員が独断で悪事を行うことがある。
・基本的なことですが、打ち合わせの記録を残す。
裁判中、相手の嘘が大量に出てきたが、メールを全て保存していたため
真実を立証できた。
業者に不安を感じたら、一度全てをストップすることが大事です。
ズルズル進めてしまうと、契約解除が難しくなります。
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