事例338(基礎の省略2)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今朝、名古屋の気温は-3度。
自宅近くの池が、一部凍るほどの寒さで
池の周りを、歩いている人も少なめでした。
■(1)今回の事例_________________
「基礎の省略2」
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◆写真解説
別の現場ですが、先回と同じ例。
完成検査で床下に入ると、
内部の立ち上がりがほとんどないベタ基礎だった。
最低、矢印箇所に基礎が必要。
◆内容説明
先回と同じく、
ベタ基礎の立ち上がりを省略された例で、
強度不足な基礎。
瑕疵担保責任保険に、この規定はある。
ただし、規定を守らなくても、設計者がいいと言えば
OKになるなど、厳しい現場チェックはない。
◆対策
先回と同じです。
無知な業者にあたると、本事例が起きる。
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■(2)編集後記
この連休中、子供と友人家族と、
岐阜県のスキー場へ行きました。
2シーズンぶりのスキー場。
最近は、子供のリフト代割引など
いろいろな値引きをやっているようです。
スキーブームでもない今、
割引をすれば当然、経営が苦しくなります。
そうなると、変なところでケチるようになる。
その例が私が食べた昼食。
飛騨地方の郷土料理で、ジンギスカンの鶏肉版、
「鶏ちゃん」を注文しました。
出てきたものは確かに「鶏ちゃん」でしたが、
キャベツばかりで、鶏肉は小さな2切れだけ。
「鶏ちゃん」というよりは完全に「キャベツ炒め」。
ちなみに料金は900円でした。
それを見たとき、
「グルーポン 残飯おせち事件」を思い出しました。
http://ameblo.jp/ex-ma11091520sukotto/entry-10756568063.html
こんなことでいちいち、店に文句は言いませんが
鶏肉ケチってどうするのと思いました。
また、スタッフの態度も悪く、大きな声で愚痴っている人、
見えるところで昼寝している人がいました。
これでは、値引きで人を呼んでも
リピートする人は少ないでしょう。
1回勝負の家購入では、
業者選択の失敗は許されません。
先日、検査依頼に来た方が言ってました。
住宅メーカーがたくさんある中で、
性能的に比較すると、どこもかわらない。
そうなると、安いメーカーで十分と思う。
しかし、あえて高いハウスメーカーを選んだ理由は、
「安い分、何かがあると思う」
一部、何もない、いい業者もいます。
ただし、大半は予想のとおり、何かあります。
そのあたりのからくりや、業者名を、
個別相談ではお話しています。
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