事例345(エコキュートの傾き)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
現場内は埃っぽく、
マスクをしている職人さんが多い。
ただ、よく見ると、息苦しいのか
鼻がマスクから出ていたりします。
現場内には必需品ですが
快適なものではありません。
■(1)今回の事例___________
「エコキュートの傾き」
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◆写真解説
地盤沈下が原因でエコキュートが傾いた。
満水で500L位の水を貯めるので、
基礎や地盤の考慮が重要です。
◆内容説明
建物で、柱状改良などの基礎補強を施工した
軟弱地盤の現場で起きやすい。
エコキュートが売れ出した
今から7,8年前は、同事例を頻繁に見かけた。
理由は、新しいものに対する知識がなく、
タンクが空のときは、人の手で運べるので
それほど重たい意識がなかったからでしょう。
経験を積むにつれて、この手の失敗は減ります。
しかし、新たにこの業界に入ってくる新人がいる限り
失敗は0にはなりません。
◆対策
誰か1人に任せるのではなく
基礎図面にエコキュートの基礎を記載し
複数の人がチェックができるようにする。
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■(2)編集後記
先日、守山区内の路上で
「大工・職人大募集」の看板を見ました。
あなたはこの看板を見て、
下記のどちらの考えに近いですか。
A、いい家を建てるため、人気があって注文が多く忙しい。
大工、職人が足らないんだ。
B、販売価格が安い会社で、職人単価は安そう。
(この看板の横に家の宣伝があり、価格の安さを強調している)
この看板で集まる職人さんってどんな人だろう
・他で仕事がない人。
・他社で腕が悪いなどの理由で、仕事を切られた人。
こんな職人に家を造られたくない。
私はBです。
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