事例341(雨漏りで壁が腐った)

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
 先日、東名浜名湖SAで
 車に寄ってきて、強引にDVDを売りつける
 怪しい男に、しつこくからまれた。
 
 買わずに、追い返しましたが
 これで2度目の体験。
 
 
 夜や、昼間でも人目に付きにくい場所が
 狙われるようです。
 
 
■(1)今回の事例_________________

  「雨漏りで壁が腐った」
 ________________________
 
 341

 

 
 
 ◆写真解説
 
 外部リフォーム工事後、雨漏りが発生。
 壁をめくったら内部が腐っていた。
 
 
 ◆内容説明
 
 雨漏りの原因は、
 外壁と屋根の取り合い部の板金工事ミス。
 
 柱、土台が腐り
 シロアリの被害も出た。
 
 
 ここまでの被害になった原因は、発見の遅れ。
 
 内壁に、カビが出てたときは、
 雨漏り発生から5年以上経過していた。
 
 断熱材などが水を吸い、
 表面に症状が出るのが、遅れたためです。
 
 
 業者へ連絡をしたが、すでに倒産していて
 自己費用での補修となりました。
 
 
 ◆対策
 
 今回は明らかな施工不良であり、
 職人が勝手に判断してやったと思われる。
 
 リフォーム会社によっては
 図面も書かずに、全て職人任せの場合もある。
 
 
 図面や現場でおさまりを指示するなど
 計画性を持って施工することが大事。
 
 
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■(2)編集後記
 
 
 今週、裁判の証拠出しに行ってきた。
 
 内容が設備中心だったため、
 水道職人の協力を得た。
 
 結果、疑問が全て解決しました。
 
 
 毎日、専門的にやっている職人、業者はその道のプロ。
 私は必要であれば、彼らに積極的に質問をする。
 
 しかし、建築士以外の意見、見解は
 証拠にならないと主張する、年配の建築士がいる。
 
 この人は設計、施工、住宅からビル、リフォーム、
 設備や住宅ローンなど
 建築に関わる全てが専門らしい。
 
 医者で言えば、外科、整形外科、内科、皮膚科、眼科、
 産婦人科、耳鼻咽喉科、小児科全てが専門みたいなもの。
 
 
 確かに、何が得意なのか、わからないくらい
 何でも首を突っ込むが、
 不得意と思われるものは、
 明らかにおかしなことを言っている。
 
 
 
 建築士に限らず、
 資格だけで専門家を判断したらダメです。
 
 何が得意か、その経験は確かか、見極めましょう。

  
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