事例400『石膏ボードの段差』
こんにちは住宅検査カノム の長井です。
本来、今日まで事務所は休み。
午前中、セミナーに呼ばれたのと、
午後から知人を通じての相談希望があったので
結局、1日仕事になってしまいました。
■(1)今回の事例_______
「石膏ボード段差」
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◆写真解説
壁石膏ボードの大きめの段差。
裏側に何かあるようで、
クロスの下地処理で、誤魔化しきれないと、
壁が膨らんで見える。
◆内容説明
美観損傷に、つながる恐れがある事項。
造作完成時に、検査へ行くのは稀です。
細かく仕上がり具合を見ていくと
このような段差を、幾つか見つけることがあります。
大工さんのあと、仕事に入るクロス屋さん。
現場での力関係は
大工さん>クロス屋さん
だから、大工さんの仕事に
クロス屋さんは、ケチはつけにくい。
通常は、修正されないまま、
下地処理で誤魔化される。
見習いの大工さんが施工している現場は
特に注意が必要です。
◆対策
仕上げ工事で隠れてしまう前に、
検査することが重要です。
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■(2)編集後記
ヤマダ電機は、エス・バイ・エルを買収すると発表。
今後、住宅の電化という面で注目です。
エス・バイ・エルは
ここ4年ほど株価が100円以下で、
22円という安値をつけたこともある会社。
売上も右下がりで、ライバルメーカーの営業たちは
倒産すると、噂していました。
住宅着工数が落ち込む中
淘汰されるメーカーが出るのは、仕方がない。
倒産すると、メンテナンスが切れてしまうため
買収という形で、生き残ることは、よいと思います。
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