事例406『軒先金物 釘打ちなし』
こんにちは住宅検査カノム の長井です。
台風で現場に出なかった、先週土曜日。
1日がかりでパソコンの中身を入れ替えた。
新しい方は、Windows7の64btのためか、
いくつかソフトの設定が変わってしまい
動作に苦労をしています。
■(1)今回の事例_________
「軒先金物 釘打ちなし」
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◆写真解説
軒先金物、釘が一本も打たれていない。
あとから施工するつもりで、忘れたようです。
◆内容説明
原因は施工忘れ。
躯体組立時は、10名弱の大工さんが
集まり、作業をする。
工場生産のように、役割分担が細かく決まってないので
このような忘れがおきやすい。
構造金物は、置いてあるだけでは全くの無意味。
正規の釘を打って、はじめて機能を果たす。
◆対策
確認申請の中間検査や、甘い瑕疵保証検査では
まず、このような箇所は見ない。
このような第三者検査に頼らないことが大事です。
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■(2)編集後記
今回の台風により、雨漏りした家が相当あるようです。
今日も1件、調査に行き、原因を1時間弱で特定。
また、今日だけで4件ほどの、
雨漏り調査の問い合わせがありました。
最近、雨漏り以外に紛争物件の調査も多く
多忙な毎日を送っています。
今週、求人募集をしている最中で
電話の状況などから、15名以上の申し込みがあると予想しています。
選ぶポイントですが、
「逃げない人」が第一。
業者の顔色を伺う検査会社でないため、
争いを避けることはできません。
また、紛争処理案件も多く、
依頼者自身が精神的に滅入っているため、
とばっちりを受けることだってあります。
来週以降、選考が楽しみです。
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