事例408『雨漏り』
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今日検査に行った現場の大工さん。
自分の仕事に、自信をもっていました。
その自信はどこから来るのか聞いてみると、
自分の仕事が丁寧か、人に聞いたり、
昔から、基準、法律を覚えるのが好きで、
私たちのような検査員がくると、手を止めてでも
いろいろ聞くそうです。
このような大工さんに家を造ってもらう
施主さんはラッキーです。
■(1)今回の事例_______
「雨漏り」
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◆写真解説
雨漏り調査で、写真の箇所へ水をかけたら、
すぐに漏水した。
外壁裏の下地防水の不備が原因。
◆内容説明
サイディング下、水切りとの間から
雨が入ると雨漏りする。
この隙間は、壁内通気の入口であり、
サイディング内へ漏水したときに、水を排出する箇所でもある。
よって、塞ぐことは出来ず、裏側できちんと防水する必要がある。
この箇所の裏側は、バルコニー防水立ち上がり上端と
防水紙の境目です。
隙間があれば雨漏りする。
◆対策
外壁防水下地検査へ行くと、
未施工箇所が、多々あることが多い。
全て下地の防水を確認した上で
外壁仕上げ工事を行う。
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■(2)編集後記
先回に引き続き、
呆れてしまう現場監督の発言を紹介します。
今回も有名メーカーの社員Bさん
この人も、検査に立ち会わないため、顔を見ていません。
年齢は多分20代半ば。
私が基礎の検査で、基準法違反を指摘。
これに対しBさんは、
「当社の基準ではOK。是正は必要ない」と言った。
もちろんこれは間違った発言。
あとで、上司がお詫びの電話を入れてきました。
素人のお客さんを、いつもこの調子で騙しているのでしょう。
(というか、ただの無知かもしれません)
若い芽を摘むのは、いけないと思いますが、
依頼主のため、また、本人の反省のためにも
監督交代を要求しました。
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