事例423『ホルムアルデヒド濃度』
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今週は、かなり予定が埋まっています。
事務所に帰ってからも、何時までにこれをやってなど
時間に余裕がありません。
そのため、電話やメールなどが、
後回しになっています。
■(1)今回の事例___________
「ホルムアルデヒド濃度」
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◆写真解説
ホルムアルデヒド濃度0.135ppm。
日本の基準値0.08ppmを、大幅に超えている。
ほとんどの現場は、0.02ppm以内です。
◆内容説明
新築住宅の完成検査で、当社はホルムアルデヒドを測定します。
最近は、建材や換気の規制があり、引越し前の状態で
基準値を超えることは、まずありません。
私の記憶では、過去7年間位で基準値を超えたのは、
4,5件だと思います。
今回、特に珍しい建材、接着剤は使ってなく
発生源は不明です。
ホルムアルデヒド濃度が高いと、
私の場合は、頭が痛くなります。
頭痛でも不快ですが、シックハウスを発症する可能性があり
何らかの対策が必要になります。
今回数字を下げるのに、有効だったのが、これです。
http://www.ando-sangyo.co.jp/packen.html
◆対策
頭痛や臭いなど、もしかしてと思ったら
検査をしてみることが大事です。
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■(2)編集後記
先日の欠陥検査時、鉄筋探査でベタ基礎スラブ全体の
かぶり不足を発見。
基礎下のコンクリート厚が不足している訳ですが
基礎の下面を修理することは、簡単ではない。
新築の配筋検査でも、かぶりは良く指摘する項目です。
それだけ、施工上確保が難しいものです。
今日検査に行った、一条工務店さん。
ベタ基礎のスラブの鉄筋、
下のかぶり厚が10CM確保されていました。
基準法施行令では6CMあれば良い箇所、
つまり4CMも、余分に設計し、施工されている。
これだけ余裕を見れば、施工ミスなどがあっても
基準値を下回ることがない。
職人の仕事に目を光らせる以外に、
仕様(設計)自体を、変えることも必要だと思います。
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