事例431『金物の位置が違う』
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今日は500KM以上、車で移動する予定です。
雨降りですし、帰りが遅くなるといけないので
出かける前に自宅で書いています。
■(1)今回の事例___________
「金物の位置が違う」
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◆写真解説
柱頭と梁が、離れないように固定する金物の
位置が間違っている。梁同士を固定している。
(矢印位置に付くのが正解)
◆内容説明
柱をしっかり止めてないと、
地震など大きな水平力が加わった場合、
土台や梁から引き抜けてします。
現場は一様でないため、
流れ作業的に大工さんが付けてしまうと
間違うこともあるでしょう。
◆対策
やはり、全数検査するしかありません。
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■(2)編集後記
造る家、99%が欠陥住宅の有名メーカーA社。
それでも、
・自社の非は正直に認める。
・お客への対応はいい。
・欠陥の補修は、しっかりお金をかける。
稀に欠陥住宅を建ててしまう地元工務店B社。
・非は絶対に認めない。
・すぐに裁判の話をちらつかせる。
・当社ような会社の介入を拒否する。
どちらも、実際にある会社です。
真の悪徳業者は、どちらでしょう。
やはりB社でしょうか。
B社のホームページには、社長の社会貢献の実績が多数掲載。
弱者を助ける姿が、そこにはあるのに
本業でトラブルになったお客に対し
やっていることは、チンピラと変わらない。
人間だから二面性もあるのは仕方がないが、
社会貢献が、本業の営業のための手段になっている。
最近は、共感を呼ぶ宣伝方法が多くなってきています。
何を買うにしても、広告の嘘を見抜く力をつける必要がありそうです。
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