事例251(床の手抜き工事)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
昨日は電車で長距離を移動。
電車に乗ると視線が高いため
屋根に目がいき、
あるメーカーの屋根形状を
はじめて知りました。
■(1)今回の事例_________________
「床の手抜き工事」
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◆写真解説 ↑クリックすると拡大します。
鉄骨造の2階床を下から見た写真。
あるはずのコンクリートがなく、合板が見える。
手抜き工事。
◆内容説明
写真の赤い鉄板(デッキプレート)の上は
本来、コンクリートが打たれる。
1階天井点検口から見たら
コンクリートを打った形跡は全くない。
コンクリートのある、なしで
構造に影響し、今回、弱くなることは確実。
稀な例だと思いますが、
こんなことが実際には起きてます。
◆対策
現場の監理が機能していれば起きない事例。
躯体の重点事項は検査すべきです。
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■(2)編集後記
先日、兵庫県で塾を経営する西角けい子さんの本を読みました。
「子どもの成績は、お母さんの言葉で9割変わる! 」
ダイヤモンド社
発売前、西角さんと名古屋で会う機会がありました。
製作の裏話などを聞きき、非常に興味がわき
発売と同時に購入しました。
教えるプロでありながら、自分の息子は受験に失敗したとか、
著者の実体験がぎっしり詰まっています。
家造りも大変ですが、子供の教育はもっと大変。
親の思うようにはいきません。
私の長女は中学生。
自分の意志で入った塾なのに、成績は下がる一方。
2学期末でやめたら、3学期のテストで点数が上がった。
結局は本人のやる気なんですね。
この本はお母さんが対象ですが、
誰が読んでも参考になります。
特に、「褒めないと伸びない部下」を持つ方にも
お薦めです。