事例267(アンカーボルト入忘れ)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
周りの影響を受け
ツイッター登録しました。
まだ、使い方のマニュアルを読んでいる段階、
使って慣れるしかないですね。
■(1)今回の事例_________________
「アンカーボルト入忘れ」
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◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
アンカーボルト入忘れ。
図面は間違っていなく、施工ミス。
躯体と基礎の緊結ができない。
◆内容説明
アンカーボルトは基礎と躯体を緊結する
構造的に非常に重要な部材。
「なし」のままでは問題が大きい。
この状況になると
通常、是正はケミカルアンカー
(接着系アンカー)に頼るしかない。
この施工がいい加減な場合
接着力が不十分になるため
専門職による
確実な施工が必要です。
◆対策
まずは図面が間違っていたらダメなので
図面をチェックし
現場では、あと入れの「田植え」を
やめさせて、事前に本数、位置を検査をする。
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■(2)編集後記
名古屋の大手分譲住宅会社。
先月検査した現場は
今年一番と言っていいほど、ほぼ「完璧」。
担当者の対応も良かった。
すごくいいイメージをもった矢先、
同じ会社の物件の検査依頼が来た。
しかし、当社が見ることを今回の営業が拒否。
この営業担当、
何で現場の公開を拒むんでしょうか。
それは会社や自分のためでしょう。
お客さんにとっては一生に一回の大きな買い物
情報閉鎖することを
おかしいと思わないんでしょうか。
たぶん、
売れれば何でもいいんですね。
だから不動産業界はいつまでたっても
怪しいと思われるんですね。