事例310(防水紙、縦の重ね不足)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
夕方、健康診断に行ってきました。
ここ1,2ヶ月で体重を3kgほど落としたり
健康には気を使うようにしています。
■(1)今回の事例_________________
「防水紙、縦の重ね不足」
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◆写真解説
外壁防水下地。
防水紙、縦の重ねは150mm以上必要。
写真は半分以下の60mmしか重ねられていない。
雨漏りの原因になる。
◆内容説明
先回に続き、外壁防水下地。
本例は、本職でない人が張ったと思われる。
防水紙を外壁に張っていくだけだから、
誰にでも施工ができる。
前に、見習いの現場監督が
施工している現場を見たこともある。
この防水紙、外壁の防水に非常に重要なもの。
きちんと基準どうり、雨が漏らないように張らないと
意味がないです。
また、外壁を施工すると、やりかえが困難。
先回と同じく、雨漏りを防ぐための下地防水は
安易に施工してはダメ。
◆対策
見習いの職人に施工させる場合は
きちんと教えたり、チェックすることが必要。
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■(2)編集後記
今日、検査に行った現場。
まわりの環境は、新しく50区画ほど分譲された土地で、
どこも住宅建設ラッシュ。
ただ、家を建てる会社を選べない、
全て建築条件付きの宅地。
家を建てるときに
土地と建物、どちらを優先するか?
ほとんどの人が土地だと思います。
輸入住宅がいい・・
鉄骨の家がいい・・など
買う前に思い描いた家があっても、
購入する土地に、建築条件が付いていれば
あきらめるしかありません。
都市部では、中古住宅を買って、既存を壊すなどしないと
建築条件付でない宅地はあまりないですね。
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