事例258(基礎パッキンの不備)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今週、検査で行った豊田の現場。
周囲に広がる「桃の花」が
とてもきれいでした。
これだけまとまったのを見るのは
初めてです。
■(1)今回の事例_________________
「基礎パッキンの不備」
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◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
荷重のかかる柱下に基礎パッキンがなく、
空洞状態になっている。
これでは柱にかかる荷重を
直接基礎へ伝えられない。
◆内容説明
比較的よくある事例。
施工する大工さんが
この部材の意味を理解していないと
間違いが起きる。
最近はミス防止に
連続タイプの基礎パッキンを
使うケースも増えてきました。
◆対策
1階床を組んでしまうと
チェックしにくい箇所でもある。
土台組み時に検査することが重要。
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■(2)編集後記
先日、一日3件、相談を受け
気づいたことがあります。
それは、皆さんが
「不動産業界を漠然と危ないと
思っていながら、
自分だけは大丈夫だろうと思っている」ことです。
これは、金融投資で
「損するリスクは承知だが、自分は儲かるだろう」
健康面では
「体に悪いことしながら、自分だけは病気にならないだろう」
と思っているのと同じこと。
リスクを軽減するには、
情報収集のなど「予防」を心がけるべきです。
最近、ニュースなどで「FREE」(無料)が話題です。
予防に関してはできるだけ、有料情報を取るべきです。