事例302(天井下地切断)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
ハッカーに攻撃をされたため、
HPのサーバーを移転しました。
メールなどの設定で時間を取られ
今日の予定は狂っています。
■(1)今回の事例_____________________
「天井下地切断」
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◆写真解説
ダウンライトの開口をあけたとき、
天井下地を切断した。
補強、補修は全くされていない。
◆内容説明
大工さんは照明器具を気にして
天井下地を組まないため
ダウンライトの位置がちょうど重なって
下地を切断してしまった。
現状、石膏ボードで支えられているため
表面的には影響はないが
何か力がかかることがあれば
影響が出ることもある。
イレギュラーな施工であることは
間違いありません。
◆対策
住宅の現場では現場監督が常駐しないため
職人さんが鉄筋や下地材を勝手な判断で
切ったりすることがあります。
監督へ連絡する癖を付けさせることが大事です。
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■(2)編集後記
先日、検査に伺った現場。
大工さんの仕事が非常に雑でした。
そのときに頭に浮かんだのが、
この住宅メーカーの折込チラシ。
職人やお客さんの顔、名前を載せて、
品質自慢や安心感を出している。
「広告は嘘をつく」・・・
典型的な例ですね。
地元工務店レベルでも経営コンサルタントや
販売促進のための会員制度を利用しているところが多い。
チラシやHPなどの内容で、お客さんへ訴えかけるものは
プロが指導したもの。
お客さんはそれに反応することは仕方がありません。
観光業や小売業などは、
リピーターを重視するため
品質やあとのフォローを大事にします。
それに対し、家は何度も買わないので
新規顧客獲得だけに力を入れ、契約すれば
あとの品質やフォローは構わないという
会社があることも事実です。
広告に騙されていはいけません。
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