事例328(シーリング施工忘れ)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今月は、週初めに比較的時間の余裕があります。
今日は火曜日、現場予定に余裕があっても、
週末に溜まった書類があり、
それの処理に追われ、忙しいです。
■(1)今回の事例_________________
「シーリング施工忘れ」
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◆写真解説
部分的に外壁目地のシーリング施工を忘れた。
シーリングがないと、外壁内へ雨が入る。
◆内容説明
シーリング。
コーキングとも言い。種類はいくつかある。
内容をまとめたサイトを見つけたので紹介しておきます。
http://www.epaint.jp/ePusefull/ePusefull_04.htm
本例は、職人が施工を忘れ、
誰も気が付かなかったようです。
外周をぐるっと見るだけで、気が付くはずなのに
全く検査されていない証拠です。
◆対策
シーリングは防水上、重要なもの。
足場を解体する前に全体をチェックすることが大事です。
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■(2)編集後記
タマホームが分譲住宅を手掛ける。
この記事を見て思ったことは・・・
「欠陥住宅が増えないか?」
※(地域による品質の差があり、
きちんと施工している支店もあります)
一般的に分譲住宅は、注文住宅に比べ、
欠陥住宅である確率は高い。
これは私の、過去のデータからも間違いない。
そう言われる要因は、
・職人単価が注文住宅より安い。(コストの相対性)
・突貫工事並みに早く造る。
・建築主は自社であるため、気を使わずに造れる、などから。
また、よく私が業者から聞く言葉は
「分譲だから仕方がない」
造る側がこのように思っていては、いいものはできない。
欠陥の確率の高い分譲住宅を、掴みたくなかったら
何としても土地を手に入れるかしかない。
いい更地が無ければ、
中古住宅を買い、解体するのがいいかもしれない。
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