事例281(構造釘の不備)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今日のサッカーの試合、
見てる場合じゃないくらい仕事が溜まっています。
テレビをつけながら仕事する方法もありますが
事務所にテレビ、ワンセグがない。
自宅で仕事しようか迷っています。
■(1)今回の事例_________________
「構造釘の不備」
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◆写真解説
受け材が薄く、耐力面材を留める釘の先が出ている。
強度を出すために釘は指定の長さが必要で、
これでは弱くなることは確実。
◆内容説明
通常、これら耐力面材は柱に打ち付ける。
今回の例は建物角の通柱のサイズが大きく
外面が通ってないために
出隅の箇所だけ受け桟を打ってとめている。
耐力面材の釘の種類は当然決めれている。
今回の例、先が出ている分の
約2CM釘が短いのと同じ。
釘の役割を考えたら
間違いであることがわかるはずですが。
◆対策
明らかな構造欠陥にもかかわらず、
当社より先に検査した
「確認申請の検査」、「瑕疵保証の検査」では
指摘を受けなかった。
きちんとした検査を機能させないと
このような間違いは見落とされる。
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■(2)編集後記
都市部では宅地だけを買うことが難しい。
その理由は、不動産業者が宅地を買い、
分譲住宅として売るか、建築条件をつけるからです。
人気のある地域では、
お客はいくらでもいるという感覚からか
細かな希望を言う、手のかかりそうなお客を排除する
強気な業者もいる。
儲けることだけが目的の業者かどうか見極めないと、
土地が気に入っても、家で後悔することになる。
トータルに考えて購入判断することが大事です。
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