事例241(金物 釘打ち未施工)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
昨日は400KM、車を運転しました。
疲れが目と腰にきてます。
■(1)今回の事例_________________
「金物 釘打ち未施工」
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◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
屋根たる木、軒先部分。
固定金物に釘が1本も打たれていない。
これでは固定の意味がない。
◆内容説明
この部分の緊結方法について公庫仕様書の記載は
「軒先部の留めつけは、けたへねり金物、折り曲げ金物又は
くら金物を当て、釘打ちとし、全てのたるきを留め付ける」
とある。
この金物は記載にある「くら金物」
釘はZN40を6本打ち。
この現場はこのような箇所が全体の1/3くらいあった。
理由は不明で、忘れにしては数が多すぎます。
◆対策
誰かが気づいて当然の現象なのに
そのままの状態。
仕上げてしまえば見えない部分だけに
細かな検査が必要。
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■(2)編集後記
昨年秋から掲げている、
当社のミッション
「誰でも安心して家が買える社会をつくる・・」
これは私が「つくった」というよりは
周りの人たちから気づかされたものです。
実現困難そうなミッションで
自分の影響力を考えると
少しずつでも着実に業界を変えていけたら
と思っていました。
しかし、昨年末あたりから
マスコミ関係者が当社に興味を持っていただいたり
また、先週の金曜日、東京へ行って
この業界で影響力のある方たちに会い、
話をした結果
ミッション実現へ前進する期待を持つことができました。
まだ、現時点で内容は公表できませんが
この方たちと一緒に新たなことを行う予定です。
きっといい方向へ進むものだと確信しています。
これに今年は時間が取られるかもしれません。
ただ、寝る時間、休みを削ってでも
自分のコアの部分である
現場へ出て検査することは減らさないつもりです。
昨年は150件強、自ら現場検査をしました。
(10回の検査×15件ではないです、検査の件数です)
圧倒的な検査経験数は自分に必要なものです。