事例293(鉄筋のあき)

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
 久しぶりの昼間の事務所、
 
 今日は先週からたまっている
 書類作成に追われています。
 
 
 
■(1)今回の事例_________________

  「鉄筋のあき」
 ________________________
 
 293

 

 
 
 ◆写真解説
 
 1、鉄筋が5本くらい重なり、鉄筋同士のあきがない。
 
 2、捨てコンに鉄筋が付いている=かぶりがない。

 
 ◆内容説明
 
 鉄筋表面に付いている節は
 周囲のコンクリートとかみ合うためにある。
 
 
 鉄筋同士が重なりすぎると
 周囲のコンクリートと接する面が少なくなり、
 コンクリートとの一体化を妨げ、
 付着力の低下にもつながる。
 
 
 住宅の基礎では
 継ぎ手部分など必ず鉄筋が重なる箇所が出る。
 
 明快な基準はなく、一般的には
 鉄筋の重なりは3本までとしている場合が多いようです。
 
 
 かぶりについての説明は
 過去にもよくしているため省略します。
 
 
 ◆対策
 
 鉄筋が重なりやすい箇所は
 コーナー部に近い、立ち上がり開口部付近。
 
 
 基礎設計の際に開口部の位置などを考慮できれば
 現場でこのような問題はおきにくい。
 
 
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■(2)編集後記

 
 住宅不況と関係なく売れているのが
 
  タマホームやアイフルホームなどの「ローコスト住宅」と
  アーネストワンや一建設などの「ローコスト分譲」
  
 
 ローコストの仕組みの一つに
 工期の短さがある。
 
 そのため、全部の会社ではないが、
 大工さんたちにお盆休みはない。
 
 
 私もその影響を受けて
 お盆休み中も検査へ出る可能性があります。
 
 現場を止められないので仕方ないですね。
 
 
 
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