事例312(防水紙、横の重ね不足)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今日は打ち合わせなどが多く、
初対面の人にたくさん会いました。
私の名刺は普通の2倍以上は厚いので
名刺入れに、たくさん入りません。
そのため、朝、名刺入れは満タンだったのに
夕方には空っぽになりました。
■(1)今回の事例_________________
「防水紙、横の重ね不足」
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◆写真解説
外壁防水下地。
防水紙、横の重ねは90mm以上必要。
写真は半分以下の40mmしか重ねられていない。
◆内容説明
今回は310発の類似例。
このところ、外壁防水下地を集中して掲載してます。
防水紙は下から順番に張っていきます。
横の重ねは90mm以上と書きましたが
製造メーカーは余裕をみて、紙本体に100mmの
重ねをとるように印がしてあります。
◆対策
雨漏りの原因になる重要な箇所。
防水下地の検査が重要です。
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■(2)編集後記
「その施工方法は違法ですよ」
このような指示を出すことが最近多い。
それも、大手や中堅の建築会社に。
なぜ、間違いに気づかないのか?
それは、他を知らないからです。
・他社の詳細を見ることがない。
・性能評価など外部の検査が甘い。
・当社のような施主側の検査会社が入ることが少なく、
他社評価されることがあまりないからです。
検査に入った現場だけでなく、
社内マニュアル自体を素直に改善し欲しいですが、
いろいろ裏付けを取ったり
改善されるまでに時間がかかっています。
外部から意見を言われることを嫌う
隣国のような業者もいますが
今後も、遠慮なく改善意見を
言い続けたいと思います。
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